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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

はしご、軽く1軒目

Twitterを見ていて知る。保谷(ほうや)にクラフトビールを飲める『グリ』というお店が存在していた。
保谷というのは西東京(にしとうきょう)市になる。2001年、保谷(ほうや)市と田無(たなし)市が合併して、西東京市が発足した。西武鉄道には、保谷駅という駅が西武池袋線に、田無駅という駅が西武新宿線にある。
渋谷や新宿に行く人は大勢いても、保谷に行く人はそれほどはいない。つまり、東京都ではあるが、人が集まる場所というより居住地区である。
伊勢角屋麦酒がリツイートしていて、わたしはそれを見た。「伊勢角屋さんの最新作ビールがある」と。へぇ~!保谷に!? でも見たその日は行けなかった。その後もしばらく行けなかった。
伊勢角の最新作はなくなっているかもしれないけれど、いつか行ってみよう。
そう思って、いったいどの辺りにあるのかと調べてみると、保谷駅から徒歩15分くらいらしい。えー!結構歩くな…… Mapで調べていると、駅の近くにもクラフトビールのお店があると分かった。『保谷ダイニング』、おいしそうな名前のお店で、ここも行ってみたいと思った。
行くならはしごかなぁ。クラフトビール仲間たちと行きたいけど、どんなお店か分からない。保谷まで連れて行くとなると慎重になる。



そしてある日、とりあえずひとりで行ってみることにした。


まず、駅前の『保谷ダイニング』から。
えーと、駅を出て、どちら側に行くのかな? Google Mapsを開くと、西友のある側だと分かる。階段を下りて、歩道へ。それから左に歩くと、すぐに「目的地に着きました」の案内があった。駅前なんだね。道の向こう側の2階に看板が出ていた。
道を渡って、お店の階段入口に着くと――見たことのある雰囲気のメニューや広告が立てられていた。新所沢にあるクラフトビールを出しているお店とそっくりだ。東村山駅近くでも見かけた。もしかして系列店?





週のはじめだったか、まんなかだったか、お客はわたしひとりだった。お店には爽やかな接客のお兄さんがいて、女性スタッフも2人ほど。ひとりなので「カウンターで」とお願いした。はしご予定なので、ここでは軽く飲むつもりだったから。


んー、もしかして『キリンビール』の“Tap Marché(タップ・マルシェ)”が入っているかな?
〈ブルックリン・ラガー〉〈九州CRAFT 日向夏 生〉〈MURAKAMI SEVEN IPA〉〈東京ホワイト生〉このラインナップは、タップ・マルシェ。手軽にクラフトビールが飲めてありがたいのだが、あちこちで見かけるようになったので何度も飲ませてもらっているビールも多い。
今日ははしごなので、飲んだことのない〈保谷南口ヴァイツェン〉にしよう。これはここにしかないビールに違いない。


保谷南口ヴァイツェンが登場すると、やはり! 『新所沢クラフトダイニング』でも見たグラスが出てきた。『富士見麦酒醸造所』と書かれている。ここで造っているビールなんだろうなと思う。
携帯で写真を撮ろうとすると、QRコードに反応するのを見て、新所沢でもそうだったなと思い出した。
ヴァイツェンの味がする。


せっかく来たので、軽く何か食べてみよう。
アボカド好きなので、アボカドという文字に惹かれる。「マグロとアボカドのポキ」、それから「ちょこっとフリッター4種盛り合わせ」
そうなるともう一杯要る。〈九州クラフト 日向夏 生〉お願いします。


ひとりにほどよい量で、そしておいしかった。
さて! ごちそうさまでした! お会計お願いします。


次のお店に向かって、Let’s Go!

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