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雨の日チンチロリン

お店はいろいろなイベントを用意して販促する。
ビール工房ができた頃は、「お店で醸造している町のビール屋さんです」というのが売りだったし、それだけで来る人はいたことだろう。しかしコロナ禍を乗り越えるには、苦労がたくさんあったと思われる。その間にクラフトビールが飲めるお店は缶やボトルのビールを置くようになった(それができるよう法律も変わったそうだし)。
新型コロナウィルスがもっと重症化率や致死性が高かった頃は、営業再開できても制限があったり、人々も行きにくかったりして、さまざまな工夫をしていた。テイクアウトビールも流行った。グラウラーもあんなに売れたし。ペットボトルビールもあったなぁ。今でももちろんあり、2022年8月時点では、行動制限はないとはいえ感染者数が爆発的になっていて、「自家製ビール持ち帰り」や「おうちで楽しめるできたてビール」のようなお知らせをよく見た。


お店に呼び込むイベントもいろいろ。ビール工房系列でもいろいろなイベントのお知らせがSNSで流れてくる。
「平日限定 ビール回数券」(たとえば5杯分の値段で6杯分や7杯分の券がついてくる)
「平日10:00~17:00 ビール全品半額」(6/1~6/15のように期間限定で行われる)
「平日限定 お疲れさまセット」(ビール2杯とおつまみ1品で**円 のような)
「猛暑日じゃんけんイベント」(たとえば、36度を超えた日は、スタッフとじゃんけんをして勝ったらお会計を大量値引き)



6月は雨が多くて、今年はかなり早い梅雨なのか、それとも単に雨が多いのか。そうしたら「雨の日チンチロリン」イベントが行われていた。(そう、これは6月の写真)
えー、でも絶対ゾロ目なんて出ないと思う。「そんなことないですよ、今日、午前中に出たらしいですよ」
そう言われて試してみたけれど、やはり出なかった。これを試すには1000円以上のお会計でないといけないなど条件があったので、賭け要素がある。試すために小さいサイズ2種にしたし、チンチロリンをしてゾロ目にならなかったので、せっかくだからおつまみも注文した。ゾロ目になったらおつまみをもらえるはずだったから。いい客だな、わたし。


この頃のわたしは毎日、気分が上がったり下がったりだった。でもその原因となっていることは、わたしに残されたわずかなつながりだったので、なくしたくなかった。
そんな時、帰りにひとりで1、2杯ビールを飲む間ぼんやりする、というのがよかった。ぼんやりする時間て、重要なのだと思う。

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