Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023/4/30 奥多摩ビアドライブ⑤⑥ 武蔵御嶽神社


奥多摩駅から車で移動。
御岳登山鉄道ケーブルカーの発着駅である滝本駅の駐車場に車を停める。


ケーブルカーに乗り込む。座ることができてホッとした。


ケーブルカーを下りると、しばらく歩くことになる。
時折雨がぱらつく天気の日で、雲が晴れると青空が見える一日だった。
山の上は湿った空気で、肌にしっとりまとわりつく。舗装路は濡れていた。濃密なしっとりした大気に包まれているけれど、雨は降っておらず、傘をさすことなく歩いて行くことができた。
霧か靄がうっすら出ているような湿気の多さで、神秘を感じる道のりだった。


舗装はされているけれど、上に行くにつれ勾配は急になり、息が上がる。登りきれるかな?
最後の階段は330段ほどあるという。途中で止まったら上りきれない気がする。それに、わたしは軽い高所恐怖症があるから、止まって後ろを振り返ったりしたら、怖くて歩けなくなるような気がする。
階段は止まらずに上りきろうと思った。もちろん、本当に一度も止まらないなんてことは、できなかった。できるだけ止まらず、止まったら少し息を整えるだけでまた歩き出す。
ようやく上に着いたー!


ゆっくり歩いても上りきれるらしいケイさんとホッシーさんを待ち、神社へ。
令和5年は「大口真神式年祭」という12年に1度の神事が行われる年だった。大口真神とは、おいぬさまのことだそうだ。
4月15日から5月21日までの期間は、毎日四回斎行の「毎日祭」という祭事をしていて、参加することができる。
予約をして、昇殿券を買っていた。


祭事が行われる本殿に行くと、中は立派で、引き締まる。
有難い飴が置かれていて、いただけるようだ。


有難い祭事に参加することで、何かいいことがあるといいな。
これからの毎日へのパワーをいただけるとか、気持ちの切り替えができるとか、静かな心持ちになるとか……。



12年に1度、卯年の「大口真神(おおくちのまがみ)式年祭」。大口真神社内に座す御神像を本殿へ遷(うつ)すそうだ。毎日祭では、拝殿で大口真神さまに参拝することができるという。


所定の位置に座ると、白い装束の神主さんのような方がやってきて、挨拶ののち、祭事を執り行った。
ひとつひとつの所作について、詳しくはもちろん分からない。とはいえ、説明にあったようなことを行っているのだということは分かった。おいぬさまを移し、拝む。
わたしたちも神妙な気持ちでその儀式を見、礼や合掌などの所作を求められたときはした。


この祭事に参列したことは、ホッシーさんが後々も語るイベントとなった。あの日の思い出を少し話していると、「有難い行事にも参加しましたしね」と言ったりするのだ。そうでしたね……としみじみする。


ただ、わたしは、その後のおみくじで凶を引いたことが衝撃で、とにかくこの神社というとあの「凶」」が思い出される。凶を引いた出来事が大きすぎて、祭事のことはホッシーさんに言われて「あ、そうだ、そういうこともあったな」と思い出すくらい、凶の思い出に圧倒されている。


祭事が終わり、神妙で有難い気持ちになり、うっすら霧に包まれた神社内を巡った。おいぬさまとはニホンオオカミのことだという。ヤマトタケルの伝説もあり、奥の院のある山は美しい円錐形をしている。霧の中に見える円錐形の山頂が写真にも写っている。


最後に、満を持した気持ちでおみくじを引いた。おみくじを引こうと思うのはわたしくらいで、ホッシーさんとケイさんはただ見ているだけ。
書かれた金額を納めて、おみくじを引く。引いた番号のおみくじを隣の箱から取り出す。
えっ!「凶」だって!!
しかもその内容は徹底的だった。自分の思い描いたようには物事が進んでいかないことが多い、人を頼りにしても相手に誠がない、ことごとく苦労が多い、争いごとも起こる、祖先の霊に祟られているかのようである。……そんなに?
最後の一文は、自分の置かれている状況を変える努力と、信仰心を持つと良い、だった。


あまりにショックで、諦めきれず、もう一度引いてみた。
今度は吉だった。女性ならば出世の道が限りなく開く、道徳を守っていれば行く末は先祖の名前さえ知られるくらいに栄える、とこれも徹底的だったが、とにかく凶のショックは大きかった。
吉のおみくじに書かれていた「自分より品位・身分の高い人に仕えなさい」「心を正直に、素直にいなさい」という教えは守ろうと思った。
自分より品位・身分の高い人の見極めができていたかどうか、今となっては疑問だ。また、正直すぎて自分の感情まで全部ぶちまけてしまって負担をかけた人もいた(一番は夫だろう)。


あとあとまで尾を引いたおみくじだった。「やはり凶の運勢なのか」と思う出来事があり、その後もずっと落ち着かず。あの時引いた2つのおみくじの教えをよく思い出した。「所を替えなばよかるべし(自分の置かれている状況を変える努力がよい)」「我より尊き人に使ふべし(自分より品位・身分の高い人に仕えなさい)」
半年以上経ってこの時のことを書き始めたとき、ネットでおみくじのことを見ていると、「武蔵御嶽神社のおみくじは恐ろしいほど当たるという人が多い」というような記述を見た。自分もそんな気がする。


改めて写真を見ると、おみくじの説明も撮っていた。
櫛麻智命(くしまちのみこと)みくじというそうで、江戸時代から版を変更していないと書かれていた。現在のおみくじのように学業や恋愛などに細かく区分されておらず、現状での運の持ち回りが示されるとのこと。
凶が出てよかったと今は思う。いろいろなことがあったが、たぶん避けられないことだった。そういう流れだった。自分がしたこと、自分が何もしなくても転がっていく物事、さまざまな変転の中でいつもこの凶を思い出した。そして「所を替えなばよかるべし」「我より尊き人に使ふべし」を思い出していた。
今引いたらどういう運勢が出るのか、行ってみたい気がする。当たっていただけに、ちょっと怖いけど……。


ところで、これも後から思い至ったことなのだが、この時点でわたしは忌中だった。
2023年末、サービス提供の停止期間で静かな中出勤していたわたしと、サービスにあまり関係しない部署なので普通に出勤していた大海(おおみ)さん、暇な時があるとちょっと話したりしてのんびり仕事をしていた。
そういう話の中で、お正月の話になり大海さんに言われた。「喪中だから初詣行けないじゃん」――え?
言われてみれば2023年度は2022年度末の義父の他界から始まった。しかし、わたしの頭の中に「喪中はお参りをしてはいけない」という考えがなかった。


調べてみると、現代では喪中の決まり事をすべて守ることは難しいので、「忌中は神社への参拝は控えた方がよいが、喪中は問題ない」というのが一般的らしい。
忌中とは49日の法要まで。喪中は1年間。
仏教であり、先祖を大切にすることはむしろ良いことなので、忌中や喪中であっても寺への参拝はよい。神社は神道で、死を「穢(けが)れ」と捉えるので、参拝を控えるべき。「穢れ」とは汚れではなく「気枯れ」だという説もあった。いずれにしてもそういう状態で神域に近づいてはいけないという意味があるようだ。
――あれ、もしかして?と思い計算してみると、武蔵御嶽神社に行った日はまだ忌中だった。だから凶だったということではないと思う。もし、だから凶だったとしても、それは生命力も運気も低迷しているような状態だったからだと(勝手に)思う。
何人か「知らずに忌中に神社にお参りしてしまったが、どうしたらいいか」と質問している人がいたが、ほとんどは「神様は慈愛深い存在であり、それで手ひどい罰を下すことはないだろう。気になるなら、事前に神社に事情があって忌中に参拝することを伝えお祓いなどをしてもらうとよい。行ってしまった後なら、忌中が明けてから再び訪れ、事情を説明しご祈祷などをしてもらうとよい。」と回答されていた。もう一度行くのはひとりではなかなか難しいので、その方角を向いて拝んだ。


2024年2月に入る今、本当に凶な一年だったと思う。でも、凶が出ていてよかったと思う。覚悟ができたから。


さて。そんな参拝だった。
気合が入っていただけにショックは大きかった。


帰りましょうか。ふぅ。
霧の中を下っていった。舗装路で歩きやすい。神社のすぐ下は、静かな商店街。また、集落のような感じのところもある。宿坊を営む御師がいるという説明が公式サイトにあった。この山の上は神社と神社を巡る人々の場所なのだな。


To be continued…


2023/4/30 奥多摩ビアドライブ④ VERTERE

日原鍾乳洞の後はついにVERTEREへ!
2021年度、コロナ禍の中、ビアパートナー シキさんと「行きたいね」と話していたが休業が続いていて叶わなかった。当時、人気が急上昇中のブルワリーだった(今ではすっかり大御所の観があるが)。いつか行けたらいいけれど、と話すだけで2021年度は終わってしまった。
2022年度、既にシキさんはいなかったので、その他のメンバーでのゴールデンウィークドライブになった。ドライバー ホッシーさんの希望で鍾乳洞に行くことになり、「それならVERTEREに行きたい!」と切望した。しかし、まだコロナ禍は終わっておらず、タップルームはやっていなかった。タカさんが調べてくれた『青梅麦酒』というお店に行った。VERTEREのビールも1つはあって生で飲むことができた。次こそタップルームで飲めるといいが。


ちなみにこの2022年度のビアドライブでは、ホッシーさんのもうひとつの希望である「神社に行きたい。ケーブルカーに乗り、下りてから30分ほど歩けば着くという武蔵御嶽神社に行ってみたい」も叶わなかった。
時間が押してしまい、間に合わなかったことが理由のひとつ。もうひとつには、とりあえずケーブルカーに乗って上まで行ってみたが、ケーブルカーに乗る頃から雨がひどくなり、とても神社まで行ける状況ではなくなった。風雨がひどくケーブルカーは休止する可能性があるというアナウンス。神社まで行っているうちにケーブルカーが止まってしまうかもしれない。
神社に行っていたら、青梅麦酒は無理だったろう。どちらかを諦めなければならない状況になったが、ケーブルカーが運転中止するかもしれないという事情があったので、諦める選択肢は神社だけとなった。ある意味、円満解決。


今日はふたつとも叶うかな。



VERTEREのタップルームには予約をしてあった。
駐車場はないので、奥多摩駅付近の駐車場に停めた。


駅前付近にはボトルショップがあり、駅から柳小路という路地を奥へ奥へと入って行くと、すぐに『Beer Café VERTERE』に着いた。古民家を利用した風情のあるカフェだった。
雨が降ったようで、広いベランダのようになっている外の空間は濡れていた。でも、もう止んでいるね。


玄関を開けて入っていくと、中はスッキリした木のテーブルが並ぶ空間だった。
ビールはキャッシュオンデリバリーみたい。分かりやすくていい。
10種のビールが黒板ボードに書かれていた。10種もある! 全部飲むのは無理だろうし、でもいろいろ飲みたいし、どうしよう~



この日から9ヶ月が経とうとしている。もうどういう順で注文したか覚えていない。UNTAPPDに投稿しているのが、自分が注文したビールか、ケイさんが飲んでいたものを味見させてもらったビールかも不明。
しかし、とりあえず口にしたビールとその時自分がどのくらい好きだと思ったかは、UNTAPPDの記録で分かる。


※スタイル、ABV、IBUはメニューリストの記載に従う(UNTAPPDの記載ではなく)
Commelina コメリナ(Table Saison):ALC 3.5% IBU 0 → 3.50
Anfracta アンフラクタ(Sassion IPA):ALC4.0% IBU 47 → 3.75
Ulmus ウルムス(Porter):ALC 5.0% IBU 16 → 3.75
Fumariola フマリオラ(American IPA):ALC7.0% IBU 52 → 3.50
Lebbeck レベック(DIPA):ALC 8.0% IBU 75 → 4.00
Magnolia マグノリア(DIPA):ALC8.0% IBU 21 → 4.00
Liponesco リポネスコ(Black Currant Sour):ALC 6.0% IBU 0 → 4.50
Acca アッカ(NZIPA):ALC6.5% IBU 10 → 4.75


後半になるにつれ、点が高くなっていく。自分の好きそうなものを後に残して、最初は小さいグラスで飲み始め、「好みだろう」と予想したものは大きいグラスで後半に飲むというスタイルが確立し始めていた。この日2023年4月30日から9ヶ月ほど後の2024年1月28日、あまり店飲みをしなかった年だが、店で飲むときはいつもこのスタイルになった。――もとからそういう傾向にあったけど。


ドライバーのホッシーさんは飲めないし、もともとお酒は1杯が限度の人なので、食べ物をおいしく食べるほうに向かう。ランチだからホットドックは必ず食べることにして、あとはホッシーさんとグルメ好きのケイさんでタッグを組み、料理を注文。
厚切りのハムが贅沢に入ったシーザーサラダのような一品は、結構お腹にもたまり、おいしかった。プチトマト、葉野菜、ハムのバランスがいい。
おつまみのミックスナッツも。
フィッシュアンドチップスは必ず食べたくなる。これはわたしが買って来たのかな。
ホットドックはパンもソーセージもしっかりしていたので、お腹いっぱい。
実はわたしは、食べようと思えばまだ食べられたけど、ホッシーさんは「結構お腹にたまりますね!」と満腹を訴えていた。
それでも最後に、「やっぱりから揚げを食べてみないと!」と注文してしまう。
これで本当にホッシーさんは「お腹ぱんぱん」となったようだ。


ごちそうさまでした!!
料理もおいしかったし、ビールがやはりおいしかった。いろいろなスタイルが取り揃えられたタップリストだったので、どういう好みの人でも楽しめるだろう。
このビアドライブにはメインイベントが2つ予定されていた。前回できなかった2つのことを成就する。『VERTERE』と武蔵御嶽神社だ。
わたしにとっての最大のメイン、『VERTERE』。自分が自分の好みを理解していて、加速して昇りつめていくような飲み方ができて、満足。でも酔った。この後に控える武蔵御嶽神社という行程、頑張り切れるかな。それこそが、ホッシーさんにとっての最大のメインなのに。
結論を言うと、酔いは完全に醒めないまま、もうひとつのメインイベントを乗り越えた。


奥多摩駅近くの駐車場に車を停めていたので、駅まで戻る。
奥多摩駅前にもVERTEREのお店がある。こちらはボトルショップとして缶のVERTEREビールを売っているらしい。醸造設備もあった。
おいしいと思った〈ACCA〉を購入した。


VERTEREのタップルーム、いいところだったな。
奥多摩駅から近いので、来ようと思えば電車で来ることができる。だが、飲んでから徒歩と公共交通機関での奥多摩観光は難しいかな。
先に観光をして、心置きなくその後飲む。それもいいが、飲みたいだけ飲んだら酔う。見知らぬ土地から家まで電車で帰り着けるかな。おいしかったからなぁ、飲み過ぎ必至だろう。変なところに着いてしまったらリカバリーできない。
でも、なんとかしてまた来たいものだ。


よし、じゃ、次のメインイベントにLet’s Go!!


To be continued…

2023/4/30 奥多摩ビアドライブ②③

さて。奥多摩の日原鍾乳洞近くに着いた。車を停めて、少し散策することに。


一石山神社という神社を通る。お参り、お参り。大きくはないが、由緒と歴史を感じる造りの神社で、厳かな気持ちになった。
いくつかの小さな社を拝みながら、上の方に向かって歩いてみる。「日原燕岩洞門」というトンネルのような、橋のようなところを潜り抜ける。沢が流れていた。透明な美しい水で、所々小さな滝になっていた。


奇岩を眺めて、いよいよ日原鍾乳洞へ。


To be continued…




日原鍾乳洞に着いた。ここに車以外で来ることってできるのかな?
途中、一車線分しかない箇所もあり、すれ違えなくてどちらかがバックしなければならないところもある。わたしでは無理だな。


入口から入り、進路に従って進むといろいろな場所を通って元の入口に戻る。中は広い。
各所に名前がついていて、なるほどと思う。たとえば「格子天井」と名前がついているところは、格子のようになっている。
奥に行くと、地獄谷→三途の川→死出の山→十三仏の掛けじく→さいの河原→縁結び観音と続く道があり、畏怖を感じる。
急ぐことはないが、次々と人が来るので一か所でずっと立ち止まっていることはない。見学しながら一周して帰ってきて、40分くらいだった。


この日は雨模様だったこともあり、前年来たときより肌寒かった。ひんやりしているだけでなく、寒さを感じる。
「寒い!」「すごいですね」と話しながら見学した。


わたしにとっての今日のハイライトは、縁結び観音だった。前回来たとき、何も知らず圧倒された場所。そこはぎっしりとお守りや護符などで埋め尽くされていたからだ。鍾乳洞で売っているものではないので、持参してきたものと思われた。縁結びを願って縁結びのお守りを置いていく。そういう仕組みなのか……と思った。中にはお守りではないものもあり、思い出の品なのかと想像した。


前回は、わたしの手元には縁結びのお守りなどはなく、ただ祈っただけだった。今回はしっかりとお守りを準備して来たが、今度もまた驚いた。お守りは一掃されていた。なるほど、あれはお参りした人たちがいつのまにか置いていくようになったものなのだな。
片付けられているということは――せっかく持ってきたのは無駄だったのかな。
とはいえ、お守りに守っていただけるのだから、神社に行ったことは無駄ではない。そう考えよう。
その他にも鍾乳洞の中には、1円や10円などの硬貨が置かれている場所もいくつかあった。
地下のこんなに広い閉じられた空間にいて、神秘を感じるのは自然だと思う。神性を感じ取って、拝みたい気持ちになる。


縁結び観音に真剣に祈って帰ることにした。ホッシーさんとケイさんは待っていてくれた。
わたしにとって良くない縁が切れ、良い縁が結ばれますように。


縁切りというのは、人との関係だけでなく、悪い習慣などの自分にとって良くないことと切れることも含むのだと、縁切り神社などを紹介しているサイトは必ず書いている。そういうものかもしれない。そうでないかもしれないし、本当は縁切りなんて神様から見たら無いのかもしれない。ただ人間が言っているだけかもしれない。
2022年度に災厄からの縁切りを願って2箇所にお参りに行ったとき、さまざまなサイトを見て知ったこと。そして、これを書いている今思うこと。また行ってみようかな。少なくともあの時より状況がよくなった。そのお礼と、今のわたしを苦しめている自分自身の思いも含め様々なものからの解放を願って。
他にも思うことはあるけど、今は奥多摩の思い出を語る時だから、この辺にしておこう。


次はいよいよ、『VERTERE』へ!! リベンジ、その1だ!(その2は武蔵御嶽神社)


To be continued…



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2023/4/30 奥多摩ビアドライブ リベンジ編①

ゴールデンウィーク、すっかり少なくなった“いつメン”メンバーでビアドライブ。
去年、タカさんも含めて皆で行ったけど、飲んべえたちが楽しみにしていた人気急上昇ブルワリー『VERTERE』のタップルームはコロナ禍で閉まっていた。タカさんが調べてくれて、『青梅麦酒』という商店街の昭和漂う空き店舗を活用したお店でクラフトビールを飲んだ。リストにはVERTEREのビールもあって、せめてもの救いだった。
今年こそ、VERTEREリベンジできるかな!!


わたしにとってのビアパートナー シキさんはとっくにいなくなっていて、飲み友タカさんも去っていた。残るはホッシーさんとケイさんとわたしだけ。
ケイさんがホッシーさんの隣に座り、わたしはひとりで後ろ座席に座った。かつては横に誰かがいて、もっと以前は後ろにも誰かがいた。今は悲しいことに広々独り占めだ。


8:00くらいに集合だったと思う。
ホッシーさんが車を発進させ、いざ奥多摩目指して出発!


車が軌道に乗って、8:20頃、わたしはビールを取り出す。
『伊勢角屋麦酒』〈KONEKO IPPIKI〉と〈NEKO IPPIKI〉。わたしはあまり詳しくないし、スタイルがどうだから飲む順番がどうだとか、そういうことは他の人にお任せしておこう。今やお任せする相手はケイさんしかいないけど。


まず〈KONEKO IPPIKI〉だろうと言うので、子猫から飲み始める。みかん色に輝く綺麗なビールだね。
これまでは2本を4人で分けたり、2本を3人で分けたりしていたけれど、ついに1本を2人で分ける日がやってきた。


〈BAR EXPLORER〉バッジが出た。いろいろな場所で飲んだという意味のバッジだ。車はどんどん過ぎ去るので、飲んだそのときにLOCATION候補に出たところをどんどん使っている。ビアドライブはいろいろな場所がたくさんになる。
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BAR EXPLORER (LEVEL 83)
Your quest to auench your thirst leaves no stone unturned! That's at least That's 415 distinct venues!


喉の渇きを癒すための探求には、あらゆる手段が講じられます。 それは少なくとも 415 の異なる会場です。(Google翻訳)
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次に〈NEKO IPPIKI 你好ver.〉。これは琥珀色のビールだね。確かにRed IPAと書いてある。
わたしは〈KONEKO IPPIKI〉の方が好みだった。


軽く猫たちを楽しんだ後で、少し気合を入れて飲むビール、『STONE』〈Delicious Double IPA〉を開けることになった。
実際このビールはデリシャスで、ダブルIPAだった。金色の透き通ったビールで、香りがよく、飲みやすいがしっかりとダブルだった。ABVは9.4%と高い。


このビールでは、〈BY THE CAMPFIRE〉と〈PARKS & BEER〉のバッジが出た。『六万公園』という通りすがりの場所を投稿したからかと思う。しかし、それがどんな公園で、本当に今見えている範囲にあるのかも分からないが。
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BY THE CAMPFIRE (LEVE 10)
Hiking, fishing, swimming - there are so many wonderful things to do while you enjoy the great outdoors. Even beer is better when surrounded by the beauty of nature. That's 50 diffferent venues categorized as Great Outdoors. Visit 5 more for Level 11!


ハイキング、釣り、水泳など、大自然を楽しみながらできる素晴らしいことがたくさんあります。 美しい自然に囲まれているとビールもおいしくなります。 これは、グレート アウトドアとして分類される 50 の異なる会場です。 レベル 11 を目指すには、あと 5 つ訪問してください! (Google翻訳)
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PARKS & BEER (LEVEL 4)
Ahhh...the great outdoors. Fresh air, blue skies, becoming one with nature. And a beer. Can your day get any better? That's 5 different venues with the category of Park. Check-in to 5 more to get to Level 2.


ああ...素晴らしいアウトドア。 新鮮な空気、青い空、自然との一体感。 そしてビール。 あなたの一日を少しでも良くすることはできますか? これはパークのカテゴリーを持つ 5 つの異なる会場です。 さらに 5 つチェックインするとレベル 2 に上がります。(Google翻訳)
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上の公園バッジは、ちょっとバグがあるようだ。
LEVEL4なのに、あと5つチェックインするとレベル2に上がるというのはおかしい。
よし、じゃ、もう1本!! 『West Coast Brewing』行っちゃおうか!
〈DEEP SKAZE〉というHAZY PALE ALEだ。たまたま酒屋で見つけたので買ったビールで、なかなかおいしかったのだ。
そしてこのビールで、ついに前から狙っていた「キャンプ場で5杯飲んだら」のバッジが出た。奥多摩に行くならきっとキャンプ場がLOCATIONに出てくる場所があるはず。前回の奥多摩ドライブで3つくらいキャンプ場を場所に選んでいて、その前にどこかで見つけたキャンプ場をLOCATIONにしているから、あと1つキャンプ場を投稿すれば出てくるはずだった。
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S'MORE BEER, PLEASE
What goes with a long hike, a crackling fire, and a sky full of stars? Why, a cold beer, of course. Take only pictures, leave only check-ins. That's 5 different beers at a campground! Try 5 more for Level 2!


長いハイキング、パチパチと燃える火、そして満天の星空と何が合うでしょうか? もちろん、冷たいビールです。 写真のみを撮影し、チェックインのみを残します。 それはキャンプ場で5種類のビールです。 レベル 2 のためにあと 5 つ挑戦してください!
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車は緑したたる景色の中に入り込み、ひたすら進んで行く。少し雨がぱらつくくらいのしっとりした天気の日で、緑が瑞々しく見えた。
遠くの山の上の方が雲に覆われている。ガードレールの外側に藤が咲いているのが見えた。ちょうど満開、綺麗だな。


掘削で削れたような山も見えた。


ホッシーさんの車の中にはサメたちがたくさんいて、時々くじらも混じっている。気持ちのいい触り心地。
前の席でホッシーさんとケイさんが話しながら道中進んで行くのを、わたしは眺めながらサメを触っている。
曇りの日のほうが花などの色が鮮やかに写るものだが、新緑も同じだな。いい感じ。
時には、小高い山の上3分の1が雲に覆われているのも見えた。あの中にいたら真っ白かも。


奥多摩の日原鍾乳洞近くに着いた。車を停めて、少し散策することになった。


To be continued…

2023/4/28 お守りをいただきに


計画通り、お守りを頂きに神社へ。
午後早くに着いた。あまり夕方にならないほうがいいと思ったのだ。ゴールデンウィークのこと、日射しが強く、まぶしかった。


行こうと思った神社は、お正月などの限られた時しか社務所が開いていないという。開いていないときは、姉妹社のような他の神社で取り扱っているとのこと。
そちらに行ってみると、規模の大きな立派な神社だった。境内の社をひとつひとつお参りしたら、気持ちが落ち着いた。お守りを大切にいただいて帰る。


途中、パン屋さんを見かけた。可愛らしく、街のパン屋さん風でもある。気になったのでパンを買ってみた。


家に帰ったのは15時少し前。パンをスナック代わりにして家飲みしちゃおうかな。
『酒のやまや』から仕入れた1ℓ缶を開けてみようと思っている。1ℓ缶は巨大に見えるが、500ml缶を2本飲むのと同じだ。500ml缶2本なら普通だよね。


まずは苦手なヘフェヴァイツェンからでしょ。缶はクリーム色で素敵なんだけどね。
飲んでみると、やはりバナナ感があり、得意でない。


ちなみに1ℓ缶から注ぐのは大変かと思ったが、こぼさずに注ぐことができた。
一応グラスは、ちゃんとヴァイツェングラス。


パンはしっかりした食感で、味わいはシンプルだった。おいしい。


ヴァイツェンを飲み終わったので、ピルスナーを開けてみることにした。
輝くブルーの缶で、まるでロイヤルブルーみたいに綺麗だ。注ぐと金色の透き通った液体で、ピルスナーなのでスルスル飲めた。


ちなみに、1杯目の残りを注ぎきってみようとしたら、ヱビスグラスとヴァイツェングラスに納まった。


UNTAPPDに投稿すると、ジャーマンビアバッジが出た。〈DAS BOOT〉だ。ドイツビールを何種類も飲む機会がないので、LEVEL5だ。
このバッジ、よく見ると文章が面白い。
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DAS BOOT (LEVEL )
Das sind mindestens 25 deutsche Biere! David Hasselhoff would be proud of you. Prost! That’s 25 different German Beers! Try 5 more for Level 6.
これは少なくとも25種類のドイツビールに相当します。デビッド・ハッセルホフはあなたを誇りに思うでしょう。 プロスト! ドイツビールはなんと25種類! レベル 6 にはあと 5 つ試してください。
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夫は昔のアメリカドラマ『ナイトライダー』が好きだ。デヴィッド・ハッセルホフってどこかで聞いたことがあると思ったが、ナイトライダーの主役をやっていた俳優さんだ。
知らなかった、こんなバッジだったとは。


あと5つも試せるかな。


さて、明日のために今日は終わりにしよう。
ごちそうさま。