転職するかどうかを検討する
仕事のことではいつでも何かしら思い悩むことがある。
いつでもあるのは下っ端の悲哀。今の職場では非正規の悲哀。
それから、今年度は人間関係のぐちゃぐちゃがあった。今でも全容不明。
夏頃に一度、転職を考え応募。不採用。
ダメ元だったし、条件の中に微妙なものが含まれていたので(3年後以降、全国転勤の可能性ありとか、そのときの職種は自分にとっては不本意な部分もあるものだとか)、不採用になっても残念度は高くなかった。就職活動の大変さや、自分のキャリアや年齢では難しいことなどは自覚でき、その点では落ち込む要素もあった。
で、最近、一緒に資格試験を受けた知人から、「その資格を活かせる仕事で人を募集している」という話を振ってもらう。
知人が働く会社に、所用でやってくる別の同業会社の人がそういう話をしていたということで、「誰かいない?」というのに応えて、わたしに話を振ってくれた。
そして、今の職場では次年度の体制が「えー、最悪」と思う内容であることが判明。
転職するとしたら理由は、2つ。
・今の職場にいる限り庶民の悲哀を感じ続けるから。
・年齢が高くなり転職が難しいので、知り合いの紹介というこの話が最後のチャンスかもしれないから。
昇級しないとか、仕事の裁量範囲が狭くてストレスとか、今後齢を重ねたとき今の知り合いはみんな偉くなってて話す機会もなくなってるだろうとか、そういうのは全部「庶民の悲哀」に包含される。
提示された仕事そのものに興味は実はない、でも…とかのもろもろは、「紹介というのは貴重」に集約される。
りーりちゃんに相談したりしたいとこだが、「また?」と言われるだろう笑
来年度の人が最悪だという話をしたら、夫は「いつもじゃん」と。「またですか」と。
そう。また。なんだけど、前回より悪く、前々回よりも悪く、最悪であることは確か。
しかし、再来年度、またさらに最悪で、最悪だと騒ぐ可能性も否定できない。
最悪でも、もう仕方ないか。と諦めも少し出てきた。
今年苦しんだのも、諦めのためにはよかったのかも。
でもストレスフリーにはならないので、転職も視野から外れてはいない。
しかし、壊滅的に「紹介は貴重なチャンス」以外の理由がない。仕事領域、扱う内容など、興味なかったし、今もない。働くことになったらできるだけ頑張るけど。
判断基準は、「今の年収より**円多い」+「退職金あり」なら転職、ということに決めた。
正規雇用か非正規雇用か。地位は。仕事領域は。業務内容は。通勤は。労働時間は。労働強度は。
すべて考えない。
**円は多いから無理じゃないかと思うが、夫に「でもそれ以下だと通勤が大変になるのと割に合わない」と言われ、なるほどなと思った。
そのときはいいと思っても後から新しい職場に不満を感じるのは、よりリスキーだ。次の転職機会がなさそうなことを考えると。
提示された仕事は実は土曜勤務あり。今は月〜金だけど、月〜土(土曜は午前だけ)になる。日々の勤務時間も実は30分長い。
自分がその金額に見合うかどうかじゃない。
その金額で満足できるかどうかなんだ。と分かった。
少なくとも今、わたしには職場があるのだから。満足できなければ比較してしまうし、後悔する可能性もある。それは避けなければならない。次の転職機会がなさそうなことを考えると。
まあ、それに、ここまで比較してみると、退職金も欲しいかな。これは年収が**円より高いことでも代替できるかな? この歳からじゃ、もらえる退職金は大して多くないだろうし。
仕事の満足度というのは、グラフみたいなので表せたりする。最近勉強した。
なんでも、収入や地位だったかな? 待遇みたいなの? が低くても、仕事の裁量範囲が広いと労働満足度は高いらしい。納得。
散布図みたいなもので、裁量範囲が狭くても待遇が良いと満足度は高まる。どちらも低いと満足度は低いし、どちらも高いと満足度は当然一番高くなる。
これ、納得したんだよな。
今の仕事は、裁量範囲が狭い。
ヒラの貴族に小さなことでも振り回される。それが一番ストレスなんだと思う。自分にとって。
もし、本当に転職したいと思って、とにかく転職したいと思って、自分で探すとしたら、どうかな?と考えると。
☆☆の分野とか狙いたいな。
しかしこういうこれから!という分野は、平均年齢○○歳とかだったりして、ちょっと無理そう。雇ってもらえない、& やっていけない。
でも資格活かせるいくつかの分野から考えると、ここ。
興味や関心は今の仕事に関連した分野だけど、その領域ではたいていの職場が希望と違う気がする。今の職場って少しイレギュラーだから。
秋の始めから冬にかけて、いろいろ学んだのは悪くなかった。
自分を再構築できた気がする。
こんなふうに自分の心が整理されたことはなかった。
カウンセリングって、こういうことをもっとうまく人が導いてくれることなんだろうな。
心理学を勉強するのは自分のためになると分かった。
さて。
最後はアイス大福。
予想より小さく、予想よりおいしかった。
ごちそうさま。