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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

「フルサークルシカゴ」と「NCIS:NO」のステイシー・キーチ

「フルサークルシカゴ」を見たのである。

 

一番大きな理由は、「アリー・マイラブ」のキャリスタ・フロックハートが出ていたから。

これは、まだスカパー以前の時代にハマったアメリカドラマだった。当時、ものすごく好きだった。

 

他にも知っている顔があった。

最重要人物といっていい婿のジミー。ブーン提督だった。(テリー・オクィン)

わたしは「JAG」のブーン提督としか思えないけれど、「HAWAII5-0」や「ロスト」がよく代表作に挙げられている。「HAWAII5-0」は見ているが、「ロスト」は見ていなかった。

舅の元警察の大物(現服役囚)は、知らない人だったけれど、有名人のようだった。

この人がステイシー・キーチ。(「プリズンブレイク」に出ているらしい。)

 

最初から最後までこの2人の確執と、それに付随する出来事が語られていくという趣向のドラマだった。

舅を演じているステイシー・キーチは、オレンジの囚人服でずっと出てきて、最後は刑務所ではなく施設に移動したので服が変わる。

いつも面会に来た人と、テーブルに向かい合ってオレンジの服で座っている。

 

昔この舅の捜査に携わり、今は捜査官の上司となっている女性にも見覚えあり。

どこで見たのかずいぶん考えて、「グレイズ・アナトミー」の主人公グレイの母親役だった人だと思い出した。元は優れた外科医で、今は認知症になってしまっているという設定だった。(ケイト・バートン)

 

部下の捜査官も「パーセプション 天才教授の推理ノート」の教授だった。(エリック・マコーマック)

「パーセプション」は見たが、服や髪型が違うので全然分からなかった。言われてもよく分からないくらいだった。

――わたしはいい捜査官にはなれないといつも思う。顔が見分けられない。

 

「フルサークルシカゴ」は、1話30分で、洒落た趣向を売りにしているドラマ。

1つの話につき2人のキャラクターがメインで会話をする。

1人のキャラクターは2話連続でメインになる。しかし最初の回の1人だけは、最後の回に出る。つまり1つずつずれている。

 

ストーリーや演出が練られていることは分かったけれど、めちゃくちゃ面白いというものでも、「うーん、すごい」とうならせられるということでもなかった。

自分が見たタイミングによるもので、もっと心が平穏なときにじっくり見たら、練られた展開にうなったのかもしれないが。

 

 

 

そして最近見ていた「NCIS:ニューオーリンズ」で、捜査官のボス、プライドが確執のある父親と刑務所で面会している場面が出てきた。

もうすぐ仮釈放審査だが、今年も推薦状は書かない、とプライドは父に通告する。

父親はどうやらギャングか何かの大物だったらしい。

 

ちょっと表情が違うけれど、この角度、このオレンジの服、このいかつい骨格の顔、どこかで見た。

 

「フルサークルシカゴ」の舅のように思えるけれど、違うかも。あのときの舅より、顔が丸みを帯びている気がする。

 

出演者の名前を見て検索したら、「フルサークルシカゴ」の人だった。ステイシー・キーチ。

 

オレンジ色の囚人服。正義感の強い息子(本物であれ義理であれ)と確執があって、面会で話している。

構図が同じだったのでなんとか分かった。

 

いつも似たような役になってしまうものなのだろうか。




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